中室勝郎 著作のご案内

当社相談役(前社長)、中室勝郎の著書をご紹介します。


「なぜ、日本はジャパンと呼ばれたか 漆の美学と日本のかたち」

なぜ、日本はジャパンと呼ばれたか2009年 六曜社 定価2,940円(本体2,800円)

日本のかたちは自然とアートが魂を媒体として融合しているスタイルから生まれました。
本書は、日本人の魂の器と言われた漆の器と日本人の関係を解き、忘れられていた日本のかたちを明らかにします。

目次

第1章 魂の器を持つ国

漆の国発見 ヨーロッパ人が見た日本人
1 漆芸品で溢れる国/2 日本美術史の傑作
魂の器の始原 日本人の精神と文化の遺伝子
1 縄文史観/2 縄文人の世界観/3 自然と美と魂の遺伝子
4 共生と感謝の民族/5 漆芸のスタートは祭祀具
漆器は国民の器
1 魂の器の系譜

第2章 なぜ、日本人は漆に魅了されたのか

漆と日本人 ウルシノキは人を恋しがる
1 ウルシノキと漆/2 漆の採取
漆の不思議 史上最強の塗料
1 不思議な器/2 魂の還流と再生の器/3 漆の赤と黒の精神

第3章 なぜ、輪島に輪島塗があるのか

日本の漆器産地と輪島塗 残された漆器づくりの砦 起業精神と塗師屋の誕生
1 輪島塗産地の成り立ち
塗師屋の美学
1 塗師の家

第4章 よみがえる日本のかたち

生活文化と日本のかたち 自然とアートが魂を媒体として生活に融合
1 生活と花鳥風月/2 生活のリズムと魂の行事
よみがえる日本の生活文化 美と季語 俳句のような生活
1 蕪村の連景

日常の漆器との接し方
1 漆器の鑑賞法/2 漆のコーディネート/3 使用自在/4 日常の漆の使い方


「漆の里・輪島」

漆の里・輪島1997年 平凡社 定価1,792円(本体1,740円)

「能登を旅することは日本にめぐりあうこと…」
漆職人の世界を中心に、知られざる奥能登の魅力を存分に伝える漆の里紀行。キリコ祭り、沖塗伝説、能登しぐれ等、四季折々の自然と暮らし、伝統行事の数々を、百余点の写真を交えながら紹介します。

目次

1 海とくらし

神が来る町/岩ノリ採りの女/犬の子団子/竹の城/洞穴の観音様/桃の節句/浜大根/イシリ食伝/鬼のすみか/祈りの島/島渡り/大海女/風の作品集/稲荷講1/稲荷講2

2 町とくらし

花の旅/ぼんぼろ風の怪/お当組/塩センベイの味/公会堂の水/イワシ寿し/大志の新聞
/丸ゆべし考/落日の丘/スイゼン料理伝/紅葉降る観音堂/祝唄まだら/キリコ祭り

3 漆とくらし

漆の木/漆の薬効/ヘラと弟子/職人芸口/沖塗伝説/職人列伝1/職人列伝2/アテの美林
/アブラメ釣り/年季明け/手板大学/塗師と座敷芸/塗師文化

4 山とくらし

緑の山村/婚礼ハバキの儀/仁王と河童/消えた二体月/ミミ採り/無間の鐘/天使の学校
/能登しぐれ/アエノコト/フキノトウ人情/もっそう祭り/茅葺きの里/椿の系譜/路傍の石堂守/朴葉飯

塗師の家改修記〜あとがきに代えて