立山連峰を蒔絵で描く

こちらは現在製作中の、屏風の蒔絵の途中工程の様子です。
富山県のお客様からのご注文で、陽を浴びて紅く輝く立山連峰を描くことになりました。

屏風の蒔絵

屏風の蒔絵
通常の蒔絵では平らな塗面にすぐに筆で描いていきますが、この屏風では山の立体感を出すために、漆と砥の粉を混ぜてペースト状にした「サビ」というもので最初にレリーフを作っていきます。

その後、砥石やサンドペーパーで研いで形を整えていきます。

屏風の蒔絵

立山連峰の写真を何枚もじっくり観察し、ゴツゴツとした力感溢れる山肌をうまく表現できるよう、下絵の段階で十分に計画を立ててから実作業に入りました。

屏風の蒔絵

レリーフの成型が終わったら、漆で描いて金粉を蒔いていきます。

屏風の蒔絵

この後もまだ多くの工程がありますが、お客様の心の中にある故郷の山の姿を想像しながら、気持ちを込めて作業を進めたいと思っています。


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