漆のスプーン

以前、あるお客様から伺ったお話です。

お客様のお母様が重い病気になり、神経もピリピリして食欲もなかっときに、「魔法のスプーンよ」と言って漆塗りのスプーンを口に入れてあげたところ、お母様はニッコリ微笑んで心が和み、食事も少しずつとられるようになったそうです。お客様はびっくりして、それ以来漆器が大好きになりました、とのことでした。
他にも、むずかっていた赤ちゃんに漆のスプーンを持たせたら途端にご機嫌になった、とお話しされていたお客様もおられました。

漆の優しい肌触り、口触りは、そんな風に無意識に人の心に強く働きかける力があるのでしょうか? 日本人は器を手に持って食事をしますが、長い歴史の中で器を目で見るだけではなく、肌で味わうという感覚も、しっかりと私たちの中に刻み込まれているのかもしれませんね。
漆塗りのスプーンを未体験の方は、その優しい口触りを是非一度味わってみてください。

スプーン大中小


カテゴリー: 商品の紹介, 工房だより・うるし話   パーマリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>