カテゴリー別アーカイブ: 工房だより
生漆を計量中です
輪島に生まれ、工房のわきで育った私ですが、職業人として改めて見つめると面白い道具や作業がいくつもあります。以前も触れましたが、今日にいたるまで何百、何千という職人の知恵と工夫が蓄積され、削ぎ磨かれた道具、工法であるため、 … 続きを読む
回る御風呂
漆の乾燥には適切な温度と湿度が必要です。「乾燥」といいながら厳密には乾燥ではない、ということは以前にも触れましたが、漆の器に適度な温度と湿度を与える乾燥?スペースを、「風呂」と呼んでいます。 写真の風呂は上塗用の風呂、回 … 続きを読む
ウマもいます
工房内には「ウマ」がいます。年輩のウマですがとても良く働いてくれます。 こちらの画像がそのウマ。上塗の漆を濾す際に使用する道具です。上塗にはホコリは厳禁。当然、使用する漆にもホコリや塊りが入っていてはいけません。上塗師は … 続きを読む
桐箱のこと
御品を納める際には外箱に入れて納品します。紙箱や桐箱などがありますが、弊社の場合はハレの日の器の多くは桐箱に入れています。桐箱は高級感があるだけではなく、衝撃からは勿論のこと、材が温湿度管理能力に長けているため、中で出番 … 続きを読む
研物の面見本
輪島塗の工程で「地研ぎ」や「中研ぎ」「小中研ぎ」「拭上げ」などを総称して「研物(とぎもの・とぎもん)」と呼んでいます。前工程で施した漆の塗面を砥石等で平滑にし、ものの形を整え、同時に次工程のための準備仕事でもある重要な工 … 続きを読む
塗師刀
物騒に聞こえるかもしれませんが、漆職人は刀を持っています。職人の仕事において、道具作りは基本であり最も大切な工程ですが、多くの道具をつくるために欠かせないのが、この塗師刀をはじめとする小刀です。弊社の工房の場合は、下地に … 続きを読む
冬場要員
毎年、冬場になると工房での懸念事項として「湿度の低下による漆の乾燥の遅れ」が挙げられます。ご存じの方も多いと思いますが、漆の乾燥には湿度が欠かせません。漆の乾燥は、水分をとばす「乾燥」とは正確には異なる性質のものです。空 … 続きを読む
工房のお手洗いの戸は
2007年3月の能登半島地震の際、弊社の工房も半壊し、建て替えを行いました。その時に拵えたものの一つが、こちらの写真、輪島屋善仁工房にあるお手洗いの戸です。ご覧の通り、漆が塗られています。ちょっと自慢の戸です。 工房の中 … 続きを読む
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