「塗師の家」が景観重要建造物に指定されます

この度、「塗師の家」が、輪島市の「景観重要建造物」として指定される運びとなりました。
「景観重要建造物」は、「外観が特徴的で地域の景観形成に重要と認められる」建造物とされています。

下の画像は2020年8月1日付北國新聞の紙面から借用させていただきました。



「塗師の家」は、江戸後期から明治の建築です。一見平屋風に見せる輪島独特の町屋造りで、アテの木を使った外観は、質素を旨とした藩政時代の面影を残しています。内部は一転して総拭き漆仕上げがなされ、数寄屋風のシンプルな作りが粋を感じさせます。


追記(2023年3月)
「塗師の家」は2023年に輪島市に寄贈され、現在輪島市によって漆文化の発信拠点としての活用が計画中です。

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