令和初の日本産漆が届きました
今年も岩手県二戸市浄法寺から、2019年産の新しい漆が届きました!今年は来年から使う漆の性格を考慮して、やや遅めの盛辺をメインにお願いしておりました。
早速いつものように上塗師が集まって開封の儀(笑)を執り行い、令和初の漆とご対面です。
今月はまず2人の漆掻きさんから2桶、ほぼ同じ地域で同じ時季に採った漆ですが、開けてみると色も匂いも微妙に違い、空気に触れて色が変わる速さにも差があって乾き具合も違っているようで、一人一人の漆掻きさん達の個性を感じると同時に、改めて漆は生きものなんだな〜、ということを強く思いました。
浄法寺の皆さん、今シーズンも大変ご苦労をおかけしました。どうもありがとうございます。今年はこのあともう1桶届く予定なので、そちらも楽しみに待っております。